NHK Worldによりここマラウイでも日本のニュースを見ることができる。最近のトップニュースは、ほぼ毎日“新型インフルエンザ”についてである。水際対策によりがんばっていた日本もあっという間に感染者数世界第4位になってしまった。兵庫などでは、あれよあれよという間に感染者数が3桁となり、学校が休校、親の仕事にも影響、経済的な打撃が広がっている。私は毎日確実に高くなっていく感染者数をみて、日本の検出率の高さに変な関心を示してしまった。
なぜなら、マラウイではインフルエンザに罹っても新型か従来のものかの判断は不可ということであったからである。そのため、いつになっても新型インフルエンザの感染者数は0人。そうなると、WHOが示す世界の動向を読み取るのは難しい。
http://www.who.int/csr/don/h1n1_20090512_0600.jpg
さて、そんなマラウイでわたしたちにとられた対策とは、「インフルエンザHAワクチン予防接種の推奨」というものであった。従来の予防接種を受けることにより通常のインフルエンザに罹るリスクが低くなり、もし摂取後にインフルエンザ様症状がでた場合、他のインフルエンザが疑われ識別しやすくなる。というものである。大の注射嫌いの私は「これでいいのか」と思いつつも、今日、夫と一緒に予防接種を受けた。受けた箇所がまだ痛む。
マラウイに新型インフルエンザが本当に到来していないのか、しているのかはわからないが、このまま何事もなく冬を迎えられたらと思う。
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