19日に投票がおこなわれた選挙であるが、いつになっても回収が終わらず、21日の夜中にラジオにより現大統領の勝利が伝えられ、22日の昼にブランタイヤで就任式が行なわれた。
結果は予想通りであったがラジオが聞けない私は、22日の午後に情報を得ることができ、23日に新聞により確認することができた。新聞によるとDPP(現大統領の党)が114議席、MCP(初代大統領の党)が26議席、UDF(前大統領の党)が17議席を獲得したとのこと。私は選挙の投票結果や投票率が知りたく、記事を探したのだがどこにもないので、私の英語の先生に尋ねることにした。彼女からは「結局、最南端の19箱が回収場所に到着せず、大統領が予定していた就任式の22日に間に合わなかったが、明らかな大差であったので、その19箱を数えず発表に至ったので、投票結果はでていない。」といわれた。うそか本当かさっぱりわからないのだが、それでいいのだろうか。
また、選挙期間中に突然起こったMCPとUDFの連合が、選挙が終わると同時に解散し、前大統領(UDF)が現大統領(DPP)にエールを送り出したのである。新聞には、ハグをした二人の写真が掲載されていたのだが、それぞれを支持していた国民はこの風景をみてどう思うのだろうか。それにしても党のトップが、戦略があるにせよ、そんなにころころと立場を変えては、着いてくるものも着いてこなくなるのではと思ってしまった。
何はともあれ、暴動が起こらずに一安心。そして、これからもマラウイがよくなっていったらいいなーという私の思いは変わらない。
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