2009年9月12日土曜日

反省

今週私がフェニーの家に泊まった日のことである、私は大変な過ちを犯してしまった。午後、彼女の家に着いた私たちは、荷物を置いてローカルマーケットの探索にいった。その後帰宅し、そのまま焚き火の周りでおしゃべりをしていたのだが、途中わからない単語を調べたくて、部屋に辞書を取りに行ったのである。

しかし、私が鞄に入れたと思っていた辞書はそこになかった。一瞬、目の前が暗くなってしまった。私はフェニーの家に着いたときに荷物を取り出した後、気が緩んでしまい鞄に鍵をせずに外出してしまったのである。迷った末、フェニーを部屋に呼んで相談をした。そして、私が家から持ってき忘れた可能性もあるが、皆に聞いてみるといって、フェニーと母親が子どもたち一人ひとりを呼び出して、辞書を知らないかと聞いたのである。

辞書は出てこなかった。私は取りあえず、明日家に帰ればはっきりするだろうと自分を納得させ、その場を楽しむことにした。

そして次の日、朝家に帰ると私の部屋に辞書がきちんと置いてあったのである。そう、そもそも私はフェニーの家に辞書を持っていき忘れていたのだ。自分が子どもたちにしてしまった失礼な行為をどう詫びていいのか、言葉がでてこなかった。フェニーにそのことを伝えると、「あったんだからそれでいいじゃないか、人は忘れることは仕方が無いことだし、それよりもあったことが私は嬉しい、Kauraから友情を切られてしまわないで本当にハッピーだわ。」という言葉が返ってきた。私はその言葉に救われたのである。

私はその日にどうしてもお詫びをしに行きたかったのだが、フェニーやフェニーの母親から「今日は忙しいし、もう何も問題ないんだから家まで来ないで大丈夫だ」と言われて終わってしまった。

そして今朝、大きなシフォンケーキを作って、フェニーの家を訪ねた。フェニーの子どもたちや両親が前回とまったく変わらない歓迎をしてくれた。みな「辞書が見つかってハッピーだね」と私にとても温かい言葉を掛けてくれた。そしてランチまでご馳走になって帰路に着いた。本当に、本当に、彼らの温かさに感謝!

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