2009年7月9日木曜日

焼きとうもろこしの食文化

本日の私の昼食は、長距離バスの中から購入した焼きとうもろこし1本MK20(約15円)である。なぜ長距離バスかというと、昨日から夫が8日間の出張となり不在のため、首都から北へ4時間半の友人宅を訪問することにしたからである。夫の仕事中に遊びに行き、ごめんなさいm(_ _)m。といいたいところだが、私もただの遊びではないといいわけをしてしまおう。

今回の旅の目的は、明日友人らが開催する糖尿病講座に出席させてもらうことと、翌日は市場調査を兼ねて、私たち日本人がプロデュースする商品を屋台で販売することである。これらについては、次の機会に記述するとして、ここからは主題について話を進めていく。

さて、私はこれまで日本を含めて4カ国の焼きとうもろこしを食べてきた。日本はいうまでもないが、醤油をつけながら炭火で焼いたもの。他の国でも炭火で焼くが、グアテマラでは、最後にマヨネーズ、ケチャップ、チリソースがお好みで塗られる(これもハマルと癖になる)。そしてホンデュラスでは、最後にマーガリンを塗っていた。どの国のものもおいしくいただいたが、私の一番のお気に入りは、ここマラウイの素朴な焼きとうもろこしである。

説明すると、使用されるとうもころしは、主食に使われるとうもろこしの乾燥前のもので、日本でよく見られるスイートコーンとは異なり、甘みが少なく、硬めである。それをただ炭火で焼くだけがマラウイ風。まったく味付けをしないために、炭火の香ばしい匂いを純粋に楽しむことができる。そして硬いために、一生懸命に噛まなければいけないが、その噛む行程により口の中で甘味が増していくのを感じることができる。村を訪問したときにいただいたものは、皮をむかずにそのまま火に放り込んだものであった。取り出して、焦げた皮をむくと程よく焦げ目のついたホクホクの焼きとうもころしがかおをだす。小ぶりであったがとてもおいしかった。

最後に日本人向けの注意事項を伝えておく。おいしいからといって一度に2本も食べないほうがよい。2本食べようものなら途中でアゴが疲れてしまい、最後まで食べるのは難しいだろう。

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